『海鳥識別ハンドブック』 [書籍]


海鳥識別ハンドブック

海鳥識別ハンドブック

  • 作者: 箕輪 義隆
  • 出版社/メーカー: 文一総合出版
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本

鳥絵師:箕輪義隆さんによる,高度なる海鳥識別本.
『BIRDER』を刊行する文一総合出版の,
尻ポケットに入る大好評識別シリーズもの.

海鳥は,
遠いし(=目が悪けりゃ道具を持たないと駄目)
小さいし(=イイ道具が無いと駄目)
見づらいし(=太陽が反射するは,殆どの者は出掛けないと観られないは)
寒い季節に多い(=船の上で足踏みしながら北海道行きの船で観る方も),
・・・様な.
隠岐島航路センサス(※)の手伝いに行ったところ,
行きは薬を呑んで全く平気だったため,
帰りは酔いそうだったら呑むことにしたら,
途端に船酔いで,身体が使いものにならなくなった経験がある.
しかし,ぼんやり眺めていて,これほど爽快な生物も無いだろう.
やはり,プロポーションが抜群に好いのである.
空中,海中を飛ぶ鳥の両方共に,格好好い.

箕輪さんは,御自身が海鳥の生態調査をなさっている学者なので,
海鳥の絵もお手のもの.
ちなみに,昨年の展覧会のお題は「ことり展」.
気が付くと海鳥ばかり描いていたので,ことりを描かねば・・・
と思い立たれた,ということであるらしい.
箕輪さん,どうやれば海鳥識別は上達します?
やはり毎年一種だけ決めてストーカーするのが好ましい(?)のだろうか・・・

※センサス
一定の決められた区間を移動しながら,周囲で観られた鳥の記録をつける調査方法.
普通,移動手段は徒歩か船ではないしょうか.
車やチャリや電車やモノレールや飛行機,を使うというのは聞いたことがありませぬ
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コメント 2

minowa

どうやったら覚えられるのでしょうね。ずっと見ていると、同じに見えていた2種が、ちょっとずつ違って見えてくる事はあるかも。それでも分からない鳥はいますけど、修行がまだまだ足りないのでしょう。観察で得たものを絵に還元できるといいんですけどね。まだまだです。
by minowa (2009-01-31 00:09) 

wildlifeart

やはり日頃から,同じ種を追いかける事が要ですか.
あと絵を描くと自然,まじまじ観察するので
憶えられる,というのはありますよね.

著者ご本人にコメントを頂けるとは,光栄の至りです.
作家とファンがわいわい集うサイトになるといいですね.
by wildlifeart (2009-02-03 12:30) 

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