『はっぱのあな』 ちいさなかがくのとも 2009年7月号 [書籍]
無理やり「amazon」掲載のデータを載せたが、こちらでは販売をしていない。
したがって、お近くの本屋から注文するか、若しくは福音館書店から直接取り寄せていただきたい。
ネタバレ、というものになるのかもしれないが、コメントを。
幼稚園時代、わたしは神奈川県緑区に棲息していた。
当番の大人に連れられ、キリスト教系のサレジオ幼稚園にかよっていた。
行きはよく覚えているが帰りのことが思い出せない。
兎に角、当時から生き物が好きで、葛が大量に生えている場所で、
シロコブゾウムシや、
パンダゾウムシと当時呼んでいた、オジロアシナガゾウムシ(未だにこちらの名を憶えられぬ)
をとっつかまえ、
途中の道すがら、グーにした手の中一杯にして行ったものだった。
うまいこと捕まえないと、茎を掴む脚の力をすぐさま弱め、ぽろりと落ちてしまうのだ。
仮死状態になるのが上手なゾウムシたちだったが、
パンダよりシロコブの方が、真に迫っていたのを記憶している。
アゲハチョウの幼虫を憶えて仲良く、いや彼らの敵になった?のもこの頃だ。
園の敷地内、たしか柵の傍にミカン科のやつが生えてい、そこに糞みたいになって居た。
裏表紙の、シロコブゾウムシ。
大田黒摩利さんの絵は、やさしい。
虫などという生き物は、宮崎駿もそのむかし雑誌『アニマ』の中で述べていたように、
本来、表情なぞ無いものだ。
それが、物凄く表情のある仕上がりになっているのだ。
なぜ、こうも、虫が愛らしく視える様に描けるのだろう。
* * * * * *
ちいさなかがくのとも7月号はっぱのあな発売中です 里山の絵日記より
http://satoyamanikki.cocolog-nifty.com/satoyama/2009/06/7-1f5f.html
福音館書店|ちいさなかがくのとも 2009年7月号 福音館書店より
http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20792
大変な中、ご紹介ありがとうございました。
お大事になさってください。
by やままゆ (2009-08-26 07:18)
やままゆさん、お知らせしないままになって申し訳ありません。
今かなり立て込んでおりしんどいのですが、
わたしを必要としてくれる方がいらっしゃいますので、
頭が壊れない程度に頑張ります。
大阪は心斎橋、ギャラリーパライソの「文通博覧会」という合同展覧会に、
たいしたものではありませんが出品することになりました。
by wildlifeart (2009-09-04 22:26)