『はっぱのあな』 ちいさなかがくのとも 2009年7月号 [書籍]
無理やり「amazon」掲載のデータを載せたが、こちらでは販売をしていない。
したがって、お近くの本屋から注文するか、若しくは福音館書店から直接取り寄せていただきたい。
ネタバレ、というものになるのかもしれないが、コメントを。
幼稚園時代、わたしは神奈川県緑区に棲息していた。
当番の大人に連れられ、キリスト教系のサレジオ幼稚園にかよっていた。
行きはよく覚えているが帰りのことが思い出せない。
兎に角、当時から生き物が好きで、葛が大量に生えている場所で、
シロコブゾウムシや、
パンダゾウムシと当時呼んでいた、オジロアシナガゾウムシ(未だにこちらの名を憶えられぬ)
をとっつかまえ、
途中の道すがら、グーにした手の中一杯にして行ったものだった。
うまいこと捕まえないと、茎を掴む脚の力をすぐさま弱め、ぽろりと落ちてしまうのだ。
仮死状態になるのが上手なゾウムシたちだったが、
パンダよりシロコブの方が、真に迫っていたのを記憶している。
アゲハチョウの幼虫を憶えて仲良く、いや彼らの敵になった?のもこの頃だ。
園の敷地内、たしか柵の傍にミカン科のやつが生えてい、そこに糞みたいになって居た。
裏表紙の、シロコブゾウムシ。
大田黒摩利さんの絵は、やさしい。
虫などという生き物は、宮崎駿もそのむかし雑誌『アニマ』の中で述べていたように、
本来、表情なぞ無いものだ。
それが、物凄く表情のある仕上がりになっているのだ。
なぜ、こうも、虫が愛らしく視える様に描けるのだろう。
『ちびっこ ぴいた』 [書籍]
- 作者: こばやし えりこ
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 大型本
カイツブリの子どもが主人公の,小林絵里子さんによる絵本が,2月中旬に発売された.
実は当方も未だ拝見しておらず,感想文が書けない.
観た時点で,また後日,記させて頂こうと思う.
ただ,絵と物語の両方を創ることのできる方というのは,凄いなぁ・・・.
ところでカイツブリの雛は,頭が縞々模様,
なんだか覆面レスラーみたいな面構えが,イイ.
成鳥は,池やお堀によく居るちっちゃな鴨みたいな
(鴨の子ではありませんぜ)奴で,
すぐ潜っては,離れた場所に浮かび上がる.
そういえば,しばらく逢っていないな,カイツブリ・・・